Scratchを使った脱出ゲームの作り方シリーズ第3回です。
「アイテムを使ったギミックを作りたい」
「もっとゲームらしくしたい」
そんな方に向けて、今回は
引き出し・パソコン・アイテムボックス・キャラクター(ネズミ)など、ゲーム性を高める仕組みの作り方を解説します。
ここまで作れるようになると、
“遊べる脱出ゲーム”から“面白い脱出ゲーム”へ一気にレベルアップします。
✅前回の記事はこちら👇
Contents
🎯 この記事でできること
この記事では、以下の仕組みを作成します。
- 引き出しやパソコンなどの調べるギミック
- アイテムの取得と選択機能(アイテムボックス)
- 複数アイテムの管理(変数)
- ネズミを使ったイベント演出
👉 脱出ゲームの“面白さ”を作る重要パーツが完成します
【Scratch】デスクと引き出しの作り方(調べるギミック)
背景にデスクを作る

- 背景2を選択し、「描く」からデスクを作成
- 四角形や台形を使って、天板・足・奥行き感を出す
- 引き出しの中の背景も作成して、上下2段分を用意(複製を使うと便利)

・立体感を出すとリアルな部屋になる
・引き出しは後でクリックできるように意識して配置
引き出しのスプライトの作り方

- 「描く」から新しいスプライトを作成し、引き出し部分のみを描く
- スプライトが背景の引き出しと重なるようにX・Y座標を調整
- スプライトを複製して下段引き出し用にし、鍵穴(円+線)を追加
- 「スプライトが押されたとき」ブロックを追加(詳細な条件分岐は後ほど)

「クリックできるように分ける」が重要ポイント
【Scratch】パソコンの作り方(調べるオブジェクト)
👉 パソコンは「ヒント表示」や「パスワード入力」に使える重要パーツです

- 「スプライトを選ぶ」から「Laptop」を追加
- デスク上に配置し、サイズ・位置を調整
- Laptopのコスチュームをコピーして背景にも追加。大きめにして見やすくし、角度を調整

💡コードブロックは次の記事で紹介します。
下矢印にコードを追加しよう
ステージ(背景)を追加したので、下矢印のスプライトにコードを追加。
→それぞれ特定の背景に戻るように設定

【Scratch】アイテムボックスの作り方(アイテム管理)
アイテムボックスのスプライト作成
- 四角形を使ってスプライトを描画し、画面の邪魔にならない場所に配置。
- コスチュームを複製し、「Glasses-a」を貼り付けて、アイテムを表示。
- 赤い枠線付きのコスチュームも追加して、「選択中」のコスチュームを作ります。
- コスチューム名をそれぞれ変更し、元画像は削除。

アイテム選択の仕組み(変数とメッセージ)
- 新しい変数:
選択アイテム、めがねを作成 - メッセージ:
めがね取得、アイテム選択を作成 - サウンド「Conect」も追加
- 「スプライトが押されたとき」に、コスチューム名で条件分岐
→ 赤枠が表示されたら選択状態。他のアイテムが選ばれたときは、メッセージで解除。

【Scratch】アイテムを増やす方法(複製)
- 作ったアイテムボックスを複製
- 「Apple」スプライトの画像を貼り付け、Glasses-a画像を削除
- 変数:
りんご、メッセージ:りんご取得を作成 - コードブロックの座標・変数・メッセージを変更

【Scratch】カギアイテムの作り方(条件分岐)
同様に、ボックスを複製して「Key」の画像に変更。
- 変数:
カギ - メッセージ:
カギ取得 - コード内の内容も合わせて変更

【Scratch】穴とネズミの作り方(イベント演出)
穴のスプライト作成
- 「描く」から黒い円を描いて、ネズミが出入りする穴に見えるようにします
- メッセージ:
リンゴをあげよう、リンゴ食べたいを作成 - スプライトが押されたときに、変数で状態を分岐

ネズミのコスチューム作成
「Mouse 1」スプライトを追加し、以下のコスチュームを用意します:
- 顔だけの状態(穴から覗く)
- 顔+りんご
- 胴体を足してりんごに近づく
- 食べている演出(クリーム色の円を追加)
- さらに食べ進めて表情を変える
- 食後の満足した表情(キラキラを追加)
- 穴へ戻ろうとするポーズ
- 穴に入った状態(体だけ見えている)
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・コスチュームを増やすことで動きのある演出が作れる
・表情を変えるとゲームの雰囲気が良くなる
✅次回の記事では、このネズミのコードブロックの作成と、ゲームのステージを整える方法を紹介します!
🎯 ゲームを面白くするポイント
・アイテムに役割を持たせる
・キャラクターでイベントを作る
・クリックしたときの変化を増やす
👉 この3つで「ただの作業ゲー」から「楽しいゲーム」になります
🎮まとめ
今回は、脱出ゲームの世界観を作るために👇
- 引き出しやパソコンのギミック
- アイテムの取得と選択機能
- ネズミによるイベント演出
を実装しました。
ここまでできると、
ゲームに「探索」と「変化」が加わり、一気に完成度が上がります。
✅次回は
- ネズミの動き(コード)
- ステージの整理
- ゲーム全体の仕上げ
を解説します👇




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